墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)

墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)

パブリッシャー
角川書店
価格: ¥580

墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)のレビュー

純粋に怖い
読んだのは数年前ですが、今でもあの恐怖が鮮明に思い出されます。
ホラー耐性があり、今まで小説読んで怖いと思った事なんて無いのに。
とにかく怖い。理屈抜きで怖い。原因とか要らない。最近こう言う純粋に怖いホラーが無いので、大事にしたい作品です。
炊飯器は何故、動いた・・
1晩で読み終えました。スラスラ読めるので読ませる力のある方だと思います。
後半強引な展開でいくつも疑問が残りました。

疑問

・彼ら(?)は何をしたかったのか?
・何故、一家を狙ったのか?何故他の人は(略
・なんで力があるのに壁を(略
・玲子さんの存在は何だったのか?
・停電中に炊飯器は何故、動いたのか?

ネタバレになりそうな所は(略しました。
結局、原因不明で終わる
読んでみての正直な感想です、、、
辛口に書きます。

ただひたすら襲いかかる原因不明の恐怖を
知りたいから、ラストまでは飽きることなく
読むことが出来ます。

しかし、ラストがあまりに非道い。
怒りすら覚えてしまった、、、
他の方もたくさん言ってますが、もう少し
考えてから書きましょうって感じです。
アイディアがあまりにも浅すぎる。

結局、原因不明で全て終わるし、怖がらすだけ
怖がらせておいて、この終わり方は最悪の一言。
矛盾や、ツッコミどころは書いたらキリないですが
主人公一家だけが何故かマンションから出られない理由くらい
考えてほしかった(結局これも知るすべもなく完結)
何もかもが消化不良で終わる本作は読み終えた後
やりきれなさだけが残る後味の悪い作品になってしまった、、、

ラスト以外は読み物としては面白いと思います。
しかし、この程度の話で作家が務まるなら素人でも
書けるのでは?
と思いました。
ははは、怖い。
引越先に怪異モノ。
最初は静かな小さな異変から始まり、
中盤からラストにかけては怒涛の様に話が広がっていく。

そして最後は、もう一文一文が怖い。
怖くて、面白かった。
満足。

1番いやだったのは、
「くすくすという笑い声」って描写でした…。
墓地はこわい
救いようのない展開で不気味な怖さ。もう少し人間側に頑張って欲しかった。。。